「SEOコンサルを企業ではなく、個人に依頼することってどうなんだろう?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
結論から言うと、SEOコンサルは”優秀な個人”に依頼することがおすすめです。
理由は本記事で解説しますが、一言で言えば「質が高いから」です。
私の経歴
これを書いている私は、リクルートで仕事をしながら副業でWebメディアを10つ以上立ち上げ実施。完全に個人でやっていましたが、累計1億円近くの純利益が出た段階で独立しました。
現在はWebマーケティングの一人会社の経営者として、SEOコンサルや、Webメディアの運営などを行っております。
SEO最前線にいる立場のため、SEOコンサル会社の良い面も、悪い面も両方知っている立場です。
そのような立場から、SEOコンサルの実態について解説します。
Table of Contents
SEOコンサルを優秀な個人に依頼することがおすすめな理由
SEOコンサルを優秀な個人に依頼するメリットは次の通り。
SEOコンサルを優秀な個人に依頼することがおすすめな理由
- SEOコンサル会社は担当してくれる人により、質が大きく変わってしまうから
- SEOで結果を残している個人は、企業のSEO担当より実力が高い傾向があるから
- WEB業界は優秀な人材ほど個人で独立する業界だから
それぞれ解説します。
1. SEOコンサル会社は担当してくれる人により、質が大きく変わってしまうから
世の中にはSEOコンサル会社がたくさんありますが、SEOコンサル会社のデメリットは、担当者によってクオリティの差が大きいことです。
例えば大手のSEOコンサル会社へ依頼する場合、そこにはベテランの担当者もいれば、まだ毛が生えたばかりの新人担当者もいます。
そこで問題となるのは、どの担当者がつくかわからないということです。
SEOコンサルに高いお金を払っても、良い担当者がつくとは限りません。何も知識・スキルがない新人の方がつく可能性もあります。
私自身、多くの企業様とお付き合いをしてきましたが、大手SEOコンサルで担当者の質が低く、成果が上がらなかったという声も多く聞いたことがあります。
もちろん、中には優秀な担当者もたくさんいることは事実です。ですが「担当者を選べない」という構造自体は、SEOコンサル会社に依頼する大きな問題点ですね。
一方、優秀な個人に依頼することで、担当者が選べないというリスクを防ぐことができます。
最近は企業から個人へ発注することがとても増えてきています。今後は企業から個人への発注が、今以上にスタンダードになっていくでしょうね。
2. SEOで結果を残している個人は、企業のSEO担当より実力が高い傾向があるから
SEOで結果を残している個人は、自分でWebサイトを立ち上げ、ゴリゴリ検索順位をあげることを総じて行っています。
そのような「個人」と「企業のSEOコンサルタント」では、正直、質は比べものにならないほど、「個人で結果を出している人」の方が高いです。
SEOコンサルに依頼する目的はなんですか?
結局のところ、SEOコンサルに依頼をする目的は、
- Googleの検索順位を上げ、
- 自社の売上・利益・認知拡大を実現したい
これらに尽きると思います。
その目的を実現するなら、成果が出ずともお金をもらえる会社員よりも、自分自身の時間やお金・人生をかけて、検索順位を上げるために日々奮闘している個人の方が、「生きた知恵」を持っていることは当然多くなります。
実際に私も、個人でWebサイトを10つ以上立ち上げ、数えきれないほど試行錯誤や施策を行ってきた中、ネットに出ているSEO情報がいかに古いか、適当なことが書いてあるか、それらを身を以て体験しました。なぜなら、ネットの情報通りにやっても効果がなかったからです。
一方、個人でゴリゴリ施策を打ち、検証に検証を重ねて生み出したSEO知識は、実際に効果につながりやすい「生きた知恵」です。
ですから、SEOで個人で結果を出している方に依頼をする方が、現時点ではSEOで結果に繋がりやすく、貴社の目的達成にも最短ルートで到達できますよ。
3. WEB業界は優秀な人材ほど個人で独立する業界だから
WEB業界というのは特殊であり、優秀な人材ほど、個人で独立をしていきます。
WEB業界は高年収の正社員を抱えづらい業界【変化の速さ】
WEB業界はとにかく変化のスピードが激しく、経営者としても来年の利益がどうなるか、正確な見通しはつかない業界です。
WEB業界はそのような業界なので、固定費である「社員の給料」を上げることは、経営者からすると、大きなリスクでしかないんですよね。
ですから、WEB業界の会社員の年収は、他の業界であるメーカーや商社など変化が遅い業界と比べると、かなり低く抑えられていることが実情です。
例えば、WEB業界大手の楽天は「年収689万円※33.7歳時点」であり、サイバーエージェントも2019年は「年収682万円」でした。WEB業界の利益率を考えれば、これらの企業は年収1,000万円くらいもらっても良いものですが、かなり抑えられています。
優秀な個人は独立すれば年収が上がる【だから独立する】
このような構造があるからこそ、優秀な人ほど、WEB業界は独立します。独立すれば、年収が一気に上がることが多いからです。
例えば私の周囲では、WEBベンチャーで年収400万円で仕事をしていた人が、独立1年目で年収2,300万円になっています。このような事例は少なくないです。
また、経営者側の視点から見ても、と個人に「業務委託」として仕事を発注することは、リスクはありません。
仮に高単価で発注しても、ダメなら契約をいつでも切れるからです。個人に業務委託で仕事を発注する方法は、固定費を上げず、リスクの低い経営ができる大きなメリットがあるんですよね。
ですからWEB業界は、企業よりも個人で独立している人の方が、優秀なケースが多いです。
このように、SEOコンサルは「企業」に依頼するよりも「優秀な個人」に依頼した方が、合理的に考えても良いんですよね。
SEOコンサルを個人に依頼するデメリット
一方、個人にSEOコンサルを依頼する「デメリット」もあります。
実力のない個人に当たってしまうと成果が出ない
最も多いのは、実力のない個人に当たってしまうことです。その場合、当然ながら成果が出ません。
WEB業界の場合、優秀な個人も多いですが、一方で優秀でない個人も一定数います。そういった人に当たるリスクは、どこまでいっても存在します。
優秀な個人と、そうでない個人。見極める方法は?
じゃあどうやって個人の実力を見極めるべきかというと、やり方はシンプルです。
- 個人の実績を確認する
これだけです。実際にどんな実績があるか聞いた上で、依頼するようにしましょう。
運営サイトを見せてもらうも良いですし、実際にどれくらい売上・利益を上げてきたか、定量的な実績を確認しても良いでしょう。
またこれだけだと人間性までは見抜けないこともあるので、実際に仕事を依頼してみて、ダメそうなら契約を切る、このように実際に依頼してみることも良いですね。
前述通り、業務委託で仕事を任せるなら、契約はいつでも切れます。リスクがほとんどないんですよね。
このような方法であれば、優秀な個人を見極めることができます。
優秀な個人のSEOコンサルを探すための方法
実際に優秀な個人をどこから探すかですが、
- 知人から紹介してもらう
- ネット上で探す(Google検索やSNSを通じて)
優秀な個人のSEOコンサルを探す方法は上記の通りです。
知人から紹介してもらう
まずは知人の経営者などから紹介を受けられないか、心当たりがあれば打診してみましょう。
知人が実際に個人に依頼していて、満足いく結果を得られている場合は、そういった人に打診することが最も効率的だからです。
とはいえ、そういう知人がいないことも多いと思います。その場合は次の方法です。
ネット上で探す(Google検索やSNSを通じて)
ネット上で個人で発信しているSEOコンサルタントを探し、依頼してみることです。
優秀なSEOコンサルタントは、ネット上においても、自分を商品と捉え、マーケティングをしています。
ですから、ネットでSEO実績をしっかりアピールできていて、信頼を得ている方は、SEO対策でも成果を出していることが多いです。
なおその場合も、いきなり一人に絞るのではなく、複数人に問い合わせをしてみて、比較検討してみることがおすすめです。そうすると、比較対象ができるので、その人の良い部分、悪い部分も見えてきます。
そうやって比較していけば、あなたに合ったSEOコンサルタントを見つけることができますよ。
そこからは業務委託で案件を依頼しつつ、期待以上の成果を出してくれそうか、見ていくことが良いと思います。良ければ継続、追加発注をすれば良いですし、逆に良くなければ契約を打ち切ればOKです。
まとめ:SEOコンサルは実践経験が全て【実力ある個人へ依頼を検討しよう】
最後に、SEOコンサルは実践経験が全てです。自分自身で試行錯誤して、検索順位を上げ、成果に繋げた経験があるか、これが全てなんですよね。
SEOにおいて、机上の空論ほど役に立たないものはありません。だからこそ、本当に信頼できる、実績のあるSEOコンサルに出会うことに力を入れましょう。貴社の事業成長が最短で実現することをお祈りしています。